青い空に真っ白な雲が浮かぶ季節となりました。
小さなお子様の保護者の方が、鼻症状が続いたときに副鼻腔炎が心配とおっしゃることがあります。
今回は副鼻腔炎についてお話ししたいと思います。
副鼻腔とは、鼻から顔の中に続く空洞の部屋のことです。
空洞は、頬の奥(赤色:上顎洞)、目の内側(水色:篩骨洞)、おでこの奥(黄緑色:前頭洞)、鼻の奥の脳の下(紫点線:蝶形骨洞)に4種類あります。
副鼻腔は2歳から発達し始め、成長とともに17歳くらいでほぼ完成すると言われています。
6歳ごろまでの副鼻腔は小さく鼻汁とは広くつながっているため、鼻に炎症が起きると副鼻腔も炎症を起こしやすく、年少期の鼻かぜは副鼻腔炎が起きていることが多いと思われます。
病院でも、鼻かぜと言ったり、副鼻腔炎と言ったりします。また、鼻の症状が長い期間続くときには蓄膿(慢性副鼻腔炎)と言ったりもします。
また、アレルギー性鼻炎と合併することも多く、季節によって春はアレルギー性鼻炎の症状が主体となったり、風邪などの感染による副鼻腔炎症状が主体となったりし、長い期間鼻症状が続くこともあります。
小さなお子様の副鼻腔炎は排膿されやすく、通常は治りやすいことが多いため過度にご心配されなくてもよいと思われます。



