今年も残すところあとわずかとなりました

今年を振り返ってみますと、春先には花粉症の方が大勢お越しくださいましたが、やはり感染症の方が多くいらした印象が残ります。

新型コロナウイルス感染症やインフルエンザ、ヘルパンギーナ、アデノウイルス感染症、溶連菌感染症などの方が多く来院されただけでなく、検査しても原因がわからない高熱の方も来院されました。

通常、インフルエンザは冬季に、ヘルパンギーナやアデノウイルス感染症は夏季に流行する疾患といわれてきましたが、今年は夏にインフルエンザの方も来院され、また12月にもヘルパンギーナやアデノウイルス感染症の方も来院されました。さらにインフルエンザは12月にかなり流行をしましたので学級閉鎖なども多くの学校で起こりました。

このような状況でしたので、今年は診療が難しいと感じることも多々ありましたし、今までの私の経験だけで決めつけることの危うさも感じる一年となりました。

あと数日で新しい一年が始まります。来年は、今年と同じように季節に関係なく様々な感染症が一年中続くのか想像がつきませんが、また来年も皆さまのお役に立てるように努めたいと考えております。

来年もどうかよろしくお願い申し上げます。 

寒い日が続きますので暖かくお過ごしください。